切り絵作家モチメ
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ニヒル牛2、年内で終了のお知らせによせて。

2006年「不思議の国でアリンス」、2007年「大正吉原弁天池の金魚」、2013年「大原と切り絵展」。

私の展示歴で最も多く個展させていただいた場所が、西荻窪ニヒル牛2です。
このニヒル牛2が、入っている建物の老朽化による取り壊しのために、年内で営業を終了するとのお知らせがありました。
ニヒル牛マガジン火曜日石川あるさんの紹介日記に詳しく書かれています。



「不思議の国でアリンス」2006年 photo/Kaburagi Takao *黒枠の写真すべて



 

ひとつ、忘れられないエピソードを。

2011年3月、あの大きな地震のとき、荻窪で暮らしていた部屋の中は物が落ち散乱し、食器は割れ金魚の水槽の水はあふれ(金魚は無事でした)ひどいことに。近所の神社の大きな石鳥居も根元から折れていました。
それほど離れていないニヒル牛とニヒル牛2、たくさんのたくさんの棚の作品たちはどうなったか、自室の状況からしたらとても大変なありさまが頭に浮かびました。
おりしも1週間後の3月18日から始まる企画展に参加予定で、その展示が開催されるのかどうかも含め電話をかけたところ、意外なことに、棚から落ちたのはたったひとつ。それもニヒル牛プロデューサー石川浩司さんのDVDだけだったそうです!ちょっと泣いて笑いました。

展示は開催されました。「あこがれ展」です。
宅配も無事届くかわからない状況だったので、絵を抱き、横浜の実家から電車に乗り、駅前の西友で小さな花を買って、ニヒル牛2へ。ありがとうと、柱を撫でました。



「憧れ真珠」2011年3月 ニヒル牛2あこがれ展出品

 *

作家として、客として、ここよりも心広げて居られた場所は、他にありません。
思い出という言葉ではくくりきれないたくさんのできごとのほとんどを、キラキラもドロドロもごちゃまぜに、墓場まで持って行くことになるのでしょう。
そして、石川さんの「今年いっぱい目一杯遊びましょう!」という言葉のとおり、私も最後まで遊びつくしたいと思います。
京都から、参加できる企画展すべてに作品を送ります!それが自分の心意気。



「大原と切り絵展」2014年 photo/ASAKA Takafumi

一度行ってみたいと思っていたという方々、ぜひ、是非に、足をお運びください。
ひとりひとりの宝箱があります。
なにより、実際に行くこと、それがもっとも、かけがえのないたからものだと思います









 

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